第3話「逢えない時間」
脚本:北川亜矢子
監督:山本透
おいおいカンチ、リカに本気になっちゃったじゃん。
カンチはリカとくっつきはするけど、決して本気じゃない。だからこそのカンチだし、だからこそのリカだし、だからこそ、あの東ラブの結末が活きてくるんじゃないですかー!あと性映像がスタイリッシュよな。洋ドラ的なね。性映像ってなんやねんて話だけども。
前作が映像的にプラトニックを貫いたのに対し、今回はやたらと直接的にね…だからこそ、そのおかげで令和版はカンチのリカへのマジ度がちょっとプラスされるわけだけど…
これ、一旦マジになっといて、そっから様々なさとみの掻き回し攻撃を駆使して、どうひっくり返るのか!?を楽しむのかな?
うん、だとしたら随分と前作へのリスペクトとチャレンジ精神があるな!
なら良しとしよう。
あとあんまり関係ないけど、さとみの保育士さん設定が、さとみのイライラを増幅させる装置としてなかなか効いている。うまく説明できないけれど、保育士さんなのに現場で恋愛話に花を咲かせ、男を無意識に手玉にとる…って、なんだか、すごく悪い感じだもの。子どもを守り育てる職業との対比としてね。
ここへ来てやたらとスタイリッシュな部分が目に付いてきて、東ラブの本質、“純愛”部分を感じられないでいるんだけど、東ラブのもう一つの本質“さとみ”も次回から本番って感じなので、もうちょい見守るか。
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